行くぜ ハリ坊！　箱根・丹沢トレイルラン

行ってきました、おんたけウルトラトレイル100km！
山を巻くように、中腹にはしる林道がこのレースのコースです。尾根沿いや山道を走るトレイルランとは違う楽しみがあります。また変化の少ない、デジャブーかと思わせるような景色や道が何度もおとずれる特徴があります。もういいやと言いながら、翌年また参加する人がけっこう多いようですよ。

私は今回初参戦！急激なアップダウンはないこのコースですがガレた林道、この距離、長い時間、デジャブーな風景・・・うわさ通り、じゅうぶん体験させていただきました。


17：00ごろ、会場の会場（受付・ゴール地点）の松原スポーツ公園に到着。
受付の後、約5時間後の14日0：00のスタートに備えてとっとと車で寝る準備。同じく駐車場内では車中泊の人たちや、テントで準備をする人たちが。さあ寝るか、と狭い軽自動車のなかで横になると隣に数人の参加者が到着。でかい声で準備やコースの話などトレラン談議でうるさいのなんの・・。なんて迷惑な。それでも3時間以上は寝れて9：30に起きて荷物チェック。外は雨、レインウエアを着てスタート地点行きのシャトルバスに乗りました。


23：00過ぎ。スタート地点、王滝小中学校。
昨年、おんたけスカイレースではじめて来た場所。この黄色の旗印がいやおうなしにモチベーションを上げてくれます。公民館での水とライトの装備チェックも済ませました。


23：30よりコース説明、神主さんの安全祈願がありいよいよスタート時間に。
この画像、スタートの号砲直後なのですが、けっこう皆さんのんびりです。さすがウルトラトレイル。


完走狙いの私は、後ろのほうからスタートです。雨も上がりました。


3：05、最初の小エイドステーション（20km地点）に到着。
当然ですが、道中はヘッドライトの明かりがないと真っ暗。空を見上げると雲の晴れ間に見える星空がきれいでしたよ。


4：50、空がだいぶ明るくなってきました。
雨は小雨程度。蒸し暑い体をほどよく冷やしてくれました。そしてトレイルランではすっかり定着したファイントラックの撥水インナーが素晴らしい効果を発揮！少々の雨ならレインウエアを着て蒸し暑くなるより、しっかり撥水してくれるので重宝しています。


5：08、第一関門（32km地点・制限時間6：00）に到着。
三角おにぎりをいただきました。おいし～。しかも腹もちが大変よかったです。


5：40、杉木立の間からまぶしい太陽の光が。


そうそう、ハリ坊はしっかり乗ってます。ちなみにこいつ2代目なんです。最初のは洗濯やなんやらで、ハリネズミらしいふさふさ感がなくなってしまったので。このおんたけ参戦のために新しいのを買いました。ま、そんなの気にしてるの私だけですね・・ハッハッハ。




コース中にはわき水や川の天然エイドが多数あります。ボトルを持っていくことをおススメします。冷たくっておいしいですヨ。




6：53、小エイドステーション（47km地点）に到着。
体調的には余裕がありました。明るくなってくると気分も晴れますね。


花の写真なんか撮ったりしてます。


立派な杉がたくさん。これ町の中にあったら絶好の散歩スポットだね。


7：37、50km地点通過！
体の調子はまずまず。左ひざが痛み出したけど、いつもと同じで程度で心配せず。おまもりに持って来たロキソニンはまだ飲まずに行けそう。




何度もアップダウンを繰り返します。浮き石で脚をくじかないよう注意です。しかも踏んだ拍子に足の甲や指の上に乗ってきて痛いんです。


ここで100マイルの部の人を発見！敬意を表します。




途中、雨が降ることがありましたが、これが汗を流してくれてほんの少しさっぱりです。




向こうに見えるは御嶽山だ！


9：38、第2関門（63km地点・制限時間12：00）に到着。
ここで黒い袋に入れて預けておいた荷物を受け取れます。預けておいた荷物は着替え、補給食、ドリンク、靴。着替えはよかったです。撥水インナーとＴシャツを着替えるとさっぱり！
ドリンクはコーラと経口補水液。残念なことにコーラは全然おいしく感じなかった・・なんで？炭酸がお腹の中で膨張するばかりでした。
靴はモントレイルのバハダでスタートし、ガレた林道で足の裏が痛くなったら、同じくモントレイルのATプラスに履き替えようと思いデポしました。が、足の状態もよいので履き替えずに行きました。


第2関門では20分ほど滞在して出発。日差しが強くなってきましたよ。

調子よくここまで来た。けどこの後からだに異変が・・・あれ？これってひょっとして・・・。（その2へ続く～）