2012年07月16日
寒かった~!須走口から富士山に登ってきました
7月15日、はじめて富士山に登ってきました。
お鉢めぐりもしたくて楽しみで登りました。ところが風がきつくてきつくて・・・吹っ飛ばされそうになること何度も。無事登頂できたけど展望はまったくだめ!暴風と寒さでお鉢めぐりは即断念。また今度の機会にと、楽しみを残すことになりました。
服装:
スタート時はファイントラックの撥水インナーにTシャツ、短パン、ゲイター、手袋(指あり)
防寒用に長袖シャツ、軽量ウインドブレーカー、レインウエアを携帯
水・食料
スポーツゼリー×4、ソイジョイ×2、塩飴
ハイドレーションにムサシ・リプレニッシュを1リットル、リザーバータンクに水500cc
(実際口にしたのはゼリー3個、ソイジョイ2個とドリンク800ccほど。この日は日差しもなかったため汗も少なめだった)
御殿場駅、朝7:20発の須走口五合目行きバスに乗りました。
駅に着くと雨がシトシト・・。いや~今日は大丈夫かなーと思いバス停を見てみるとすでにたくさんの人。とりあえず乗って行ってみるか・・・。
約1時間で須走口五合目に到着。
登山口にはこれから登る人、下山してきた人がたくさん。入口にいた係りの人の話では、早朝は大変な天候だったそうですが、もうこれからは大丈夫とのこと。よかったよかった。
8:20、須走口五合目を出発!
最初は樹林帯の中を行きます。
樹林をぬけると山麓が姿をあらわしました。なんだかワクワクしてきますね。でもあの雲の中はどうなってるんだろう・・
9:00、六合目に到着。
実は最近まで何合目とか何とか言ってるのがよくわかっていませんでした。どちらが山頂に近いのかとか何にも・・・。
9:18、瀬戸館に到着。
瀬戸館を上から見たところ。山小屋は上から見たほうが絵になりますね。後ろはクジラの形をした山中湖。
火山礫の路は、ん~あまり楽しくないなー。
9:50、太陽館に到着。
この辺りだいぶ風がきつくなってきて、寒く感じるようになりました。軽量ウインドブレーカーを着ました。ふとリュックからだしてポン、と石の上に置くと勢いよく飛ばされそうになりました。とっさに飛びついたので無事だったのですが、危ない危ない。その先は崖でした。
少し先にもう次の山小屋が。
10:19、見晴館に到着。
どこも素通りしてるので中は全く見てません~。なんか、ありすぎ~って感じ。
しかし、富士山をなめちゃーいけませんよね。このあたりからさらに寒さが増してきました。一枚ウエアを追加、モンベルのレインウエア、トレントフライヤーを着ました。
画像ではおだやかに見えますが、けっこうな風と冷たさです。少し心配したのは、下は短パンしかはいてこなかったこと。タイツをはいてくればよかったと思うくらい、冷たくって脚には鳥肌がたってました。
次が見えてきた~。それにしても次のポイントが近いなー。
10:35、八合目に到着。
風に、飛ばされる~・・ハリ坊が。それまで肩につけていたハリ坊はしばしポケットに入れておくことにしました。飛ばされたら助け出せそうにない状況でしたから。今日の記事には全く出番なしです。(リュックの肩の部分にマジックテープでくっつけているハリネズミのぬいぐるみのことです)
10:53、本八合目だって。これかー、「本」と付いてみんなややこしいとか言ってるのは・・。
この先はすごかった~。勾配はきついし、山頂から下へのものすごい向かい風と突風で、後ろに飛ばされそうになるし、足を止めてふんばること何度も。よくみんな登ろうとするな~と感心です。
11:22、九合目に到着。
岩陰で風をよけている人たちも。
これは冬だよ冬、と思っていると、トレイルランナーらしき半そで短パンの人、数人・・・すげえ~。上着を持ってなかったら俺だったら帰ってるよ。
白いモヤモヤの中になんか見えてきたぞ。
この鳥居は!
11:40、須走口からの山頂に到着。
山頂は視界が悪くすごい暴風。お鉢めぐりなんて無理無理無理。その前に寒い寒い寒い。はい、登った、じゃ、さいなら~とすぐに下山をはじめました。
しばらくは雲の中のように真っ白だった登山道も、下に降りてくるとはれてきました。
この下りの道、見た目以上に急です。登りでの向かい風は、下りでは追い風。止まらないのに突風のたび、後ろからドーンと誰かにつきとばされたようになってけっこう怖かったです。
この日は砂走りの下山道は閉鎖されて通れませんでした。
13:40、五合目に戻ってきました。
あのいただき、みんな暴風の中歩いてるんだな~。
新松田駅行きのバスに乗って新松田駅へ。
松田町健康福祉センター、健楽の湯でさっぱりして帰りました。
ハリ坊の写真、一枚くらい撮っておくんだったなー。
お鉢めぐりもしたくて楽しみで登りました。ところが風がきつくてきつくて・・・吹っ飛ばされそうになること何度も。無事登頂できたけど展望はまったくだめ!暴風と寒さでお鉢めぐりは即断念。また今度の機会にと、楽しみを残すことになりました。
服装:
スタート時はファイントラックの撥水インナーにTシャツ、短パン、ゲイター、手袋(指あり)
防寒用に長袖シャツ、軽量ウインドブレーカー、レインウエアを携帯
水・食料
スポーツゼリー×4、ソイジョイ×2、塩飴
ハイドレーションにムサシ・リプレニッシュを1リットル、リザーバータンクに水500cc
(実際口にしたのはゼリー3個、ソイジョイ2個とドリンク800ccほど。この日は日差しもなかったため汗も少なめだった)
御殿場駅、朝7:20発の須走口五合目行きバスに乗りました。
駅に着くと雨がシトシト・・。いや~今日は大丈夫かなーと思いバス停を見てみるとすでにたくさんの人。とりあえず乗って行ってみるか・・・。
約1時間で須走口五合目に到着。
登山口にはこれから登る人、下山してきた人がたくさん。入口にいた係りの人の話では、早朝は大変な天候だったそうですが、もうこれからは大丈夫とのこと。よかったよかった。
8:20、須走口五合目を出発!
最初は樹林帯の中を行きます。
樹林をぬけると山麓が姿をあらわしました。なんだかワクワクしてきますね。でもあの雲の中はどうなってるんだろう・・
9:00、六合目に到着。
実は最近まで何合目とか何とか言ってるのがよくわかっていませんでした。どちらが山頂に近いのかとか何にも・・・。
9:18、瀬戸館に到着。
瀬戸館を上から見たところ。山小屋は上から見たほうが絵になりますね。後ろはクジラの形をした山中湖。
火山礫の路は、ん~あまり楽しくないなー。
9:50、太陽館に到着。
この辺りだいぶ風がきつくなってきて、寒く感じるようになりました。軽量ウインドブレーカーを着ました。ふとリュックからだしてポン、と石の上に置くと勢いよく飛ばされそうになりました。とっさに飛びついたので無事だったのですが、危ない危ない。その先は崖でした。
少し先にもう次の山小屋が。
10:19、見晴館に到着。
どこも素通りしてるので中は全く見てません~。なんか、ありすぎ~って感じ。
しかし、富士山をなめちゃーいけませんよね。このあたりからさらに寒さが増してきました。一枚ウエアを追加、モンベルのレインウエア、トレントフライヤーを着ました。
画像ではおだやかに見えますが、けっこうな風と冷たさです。少し心配したのは、下は短パンしかはいてこなかったこと。タイツをはいてくればよかったと思うくらい、冷たくって脚には鳥肌がたってました。
次が見えてきた~。それにしても次のポイントが近いなー。
10:35、八合目に到着。
風に、飛ばされる~・・ハリ坊が。それまで肩につけていたハリ坊はしばしポケットに入れておくことにしました。飛ばされたら助け出せそうにない状況でしたから。今日の記事には全く出番なしです。(リュックの肩の部分にマジックテープでくっつけているハリネズミのぬいぐるみのことです)
10:53、本八合目だって。これかー、「本」と付いてみんなややこしいとか言ってるのは・・。
この先はすごかった~。勾配はきついし、山頂から下へのものすごい向かい風と突風で、後ろに飛ばされそうになるし、足を止めてふんばること何度も。よくみんな登ろうとするな~と感心です。
11:22、九合目に到着。
岩陰で風をよけている人たちも。
これは冬だよ冬、と思っていると、トレイルランナーらしき半そで短パンの人、数人・・・すげえ~。上着を持ってなかったら俺だったら帰ってるよ。
白いモヤモヤの中になんか見えてきたぞ。
この鳥居は!
11:40、須走口からの山頂に到着。
山頂は視界が悪くすごい暴風。お鉢めぐりなんて無理無理無理。その前に寒い寒い寒い。はい、登った、じゃ、さいなら~とすぐに下山をはじめました。
しばらくは雲の中のように真っ白だった登山道も、下に降りてくるとはれてきました。
この下りの道、見た目以上に急です。登りでの向かい風は、下りでは追い風。止まらないのに突風のたび、後ろからドーンと誰かにつきとばされたようになってけっこう怖かったです。
この日は砂走りの下山道は閉鎖されて通れませんでした。
13:40、五合目に戻ってきました。
あのいただき、みんな暴風の中歩いてるんだな~。
新松田駅行きのバスに乗って新松田駅へ。
松田町健康福祉センター、健楽の湯でさっぱりして帰りました。
ハリ坊の写真、一枚くらい撮っておくんだったなー。
Posted by キタキタ at 06:16│Comments(8)
│富士山
この記事へのコメント
キタキタさん お疲れ様です
山小屋、下界を見下ろす写真、なつかしいです
下界も風が強かったのに、頂上は大変だったでしょう
今、茅ヶ崎港西浜の浜降祭を見てきたところです
バックに雪渓の白い筋が残る富士山がきれいだな~っ!
と眺めてきたところで、タイムリーなこの記事をみています
二十数年前、二人で昇ったときは下山六合目で真っ暗になり
遭難しそうだったし
十数年前、家族でのぼったときは、長男が高山病になり
頂上、八合目と離ればなれになったし
結構色んなことが思い出されました。
山小屋、下界を見下ろす写真、なつかしいです
下界も風が強かったのに、頂上は大変だったでしょう
今、茅ヶ崎港西浜の浜降祭を見てきたところです
バックに雪渓の白い筋が残る富士山がきれいだな~っ!
と眺めてきたところで、タイムリーなこの記事をみています
二十数年前、二人で昇ったときは下山六合目で真っ暗になり
遭難しそうだったし
十数年前、家族でのぼったときは、長男が高山病になり
頂上、八合目と離ればなれになったし
結構色んなことが思い出されました。
Posted by チト at 2012年07月16日 08:23
お疲れ様です!
しかし富士山・・イメージと違って凄い人ですね。
蟻の行列みたいな人。
しかし富士山・・イメージと違って凄い人ですね。
蟻の行列みたいな人。
Posted by korosuke at 2012年07月16日 14:07
なにっ?!
暴風と寒さで、お鉢めぐり断念・・・!!
昨日って、昼そんなでもない天気かと思ってたのに、恐るべし富士山頂。
こっちも、いよいよ7/19のナイト登山に備えて、荷物準備しようかと思っていたので、参考になりました。レインウェアの他、軽量ダウンも持ってこ。
で、高山病とやらは、へっちゃらでしたか?
こっちも初トライなので、そっちも心配なのだ・・・。
日の出とお鉢めぐりと砂走り目指して、「えいえい、おーっ!!」
暴風と寒さで、お鉢めぐり断念・・・!!
昨日って、昼そんなでもない天気かと思ってたのに、恐るべし富士山頂。
こっちも、いよいよ7/19のナイト登山に備えて、荷物準備しようかと思っていたので、参考になりました。レインウェアの他、軽量ダウンも持ってこ。
で、高山病とやらは、へっちゃらでしたか?
こっちも初トライなので、そっちも心配なのだ・・・。
日の出とお鉢めぐりと砂走り目指して、「えいえい、おーっ!!」
Posted by nakaやん at 2012年07月16日 18:39
チトさん、こんばんはー。
チトさんは過去何度か登っておられたんですか。
そして真っ暗になって遭難しそうだったなんて・・・。怖~。
高山病は登ってみないとわかりませんね。
途中、小学生(親子連れ)が何人もいてびっくりしました。
うちも子ども達と登りたいのですが、子ども達は嫌がってます。
まあ、これもいつかのお楽しみと思ってます。
チトさんは過去何度か登っておられたんですか。
そして真っ暗になって遭難しそうだったなんて・・・。怖~。
高山病は登ってみないとわかりませんね。
途中、小学生(親子連れ)が何人もいてびっくりしました。
うちも子ども達と登りたいのですが、子ども達は嫌がってます。
まあ、これもいつかのお楽しみと思ってます。
Posted by キタキタ at 2012年07月16日 21:33
korosukeさん、こんばんはー。
この日はまだ空いてたほうではないか、と思います。
しかも比較的登山者の少ないルートだといいますし。
お盆あたりは各ルート、それこそ大名行列になるそうですヨ!
私も写真でしか見たことないけど、それはそれは・・・
この日はまだ空いてたほうではないか、と思います。
しかも比較的登山者の少ないルートだといいますし。
お盆あたりは各ルート、それこそ大名行列になるそうですヨ!
私も写真でしか見たことないけど、それはそれは・・・
Posted by キタキタ at 2012年07月16日 21:34
nakaやん、こんばんはー。
19日、天候がいいことを祈ってます!
高山病は、少し頭がボーッとした感じがありましたが、
風に気をとられて集中してたので、さほど気にならず。
あと下りはじめて手先がしばらくしびれてました。
調べてみると酸欠という話や、低ナトリウム症とか寒さのせいだとか。
いったいどれ?
とりあえず、深刻な高山病にはならなかったので良かったです。
おんたけに向けて、富士山はいいトレーニングになりそうです。
お鉢、まわれたらまた感想きかせてくださ~い。
19日、天候がいいことを祈ってます!
高山病は、少し頭がボーッとした感じがありましたが、
風に気をとられて集中してたので、さほど気にならず。
あと下りはじめて手先がしばらくしびれてました。
調べてみると酸欠という話や、低ナトリウム症とか寒さのせいだとか。
いったいどれ?
とりあえず、深刻な高山病にはならなかったので良かったです。
おんたけに向けて、富士山はいいトレーニングになりそうです。
お鉢、まわれたらまた感想きかせてくださ~い。
Posted by キタキタ at 2012年07月16日 21:41
遭難しそうになった日・・・6合目辺りまで下山して、夕日きれいだね! なんてのんきなこといってると、日が富士の西の稜線に隠れたとたん真っ暗!驚きでした、自分の足元も見えない、よほど上の山小屋に戻ろうか迷いました、かなり危険でした。運悪く新月でした。
高山病になった日・・・家族で昼登って、8合目で泊まってご来光見る予定でしたが、小学生の長男が瞬く間に動けなくなり、途方に暮れていると、たまたますぐ近くに救護所があり、酸素吸入をしていただき、歩けるようになりましたが、夜も登山者が通勤ラッシュ時の駅のエスカレーターほど混んでいて8合目まで一方通行なので下れません、仕方なく、6合目で泊まって翌朝8合目まで登って下山路にたどり着きましたが、高山病は頻繁にぶりかえしかなり負ぶってやりました、長男と私は7合目で、先に行かせた、家内と長女は頂上で素晴らしい日の出は見たのですが、ちなみに頂上の二人はお鉢巡りもしてきました。車で5合目まで一気に上がるのも高山病になる原因だそうです。
兄夫婦を案内した時は、義姉の足の調子が悪くなり、二人分のリュック背負う羽目になりました
いずれも、頂上は寒かったです。 しかし、唄のように雷を下に聞き、富士急ハイランドの花火がマッチの頭ほどに見え、星が足元まで見えてきれいでした。
高山病になった日・・・家族で昼登って、8合目で泊まってご来光見る予定でしたが、小学生の長男が瞬く間に動けなくなり、途方に暮れていると、たまたますぐ近くに救護所があり、酸素吸入をしていただき、歩けるようになりましたが、夜も登山者が通勤ラッシュ時の駅のエスカレーターほど混んでいて8合目まで一方通行なので下れません、仕方なく、6合目で泊まって翌朝8合目まで登って下山路にたどり着きましたが、高山病は頻繁にぶりかえしかなり負ぶってやりました、長男と私は7合目で、先に行かせた、家内と長女は頂上で素晴らしい日の出は見たのですが、ちなみに頂上の二人はお鉢巡りもしてきました。車で5合目まで一気に上がるのも高山病になる原因だそうです。
兄夫婦を案内した時は、義姉の足の調子が悪くなり、二人分のリュック背負う羽目になりました
いずれも、頂上は寒かったです。 しかし、唄のように雷を下に聞き、富士急ハイランドの花火がマッチの頭ほどに見え、星が足元まで見えてきれいでした。
Posted by チト at 2012年07月17日 22:56
チトさん、こんばんはー。
大変な事態だったんですね。
でもこれだけ富士山で災難?にあってるってのもめずらしいのでは・・
ふと標高を見ると3千いくつ・・・
やはり別世界、厳しい世界なんですね。
またトレーニングで登りたいですが
十分気をつけたいです。
大変な事態だったんですね。
でもこれだけ富士山で災難?にあってるってのもめずらしいのでは・・
ふと標高を見ると3千いくつ・・・
やはり別世界、厳しい世界なんですね。
またトレーニングで登りたいですが
十分気をつけたいです。
Posted by キタキタ at 2012年07月19日 21:38
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